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  1、憲法
  2、民法
  3、刑法
  4、商法
  5、民事訴訟法
  6、刑事訴訟法
  7、予備校本(入門、テキスト、過去問、問題集)

「書名」著者名 出版

1、憲法

 憲法は得意中の得意です。憲法しかできないという噂も。

「憲法」芦部信喜 岩波書店 Click Here!

  言わずと知れた憲法の基本書定番中の定番です。必要にして十分、コンパクトさが特徴です。
 統治がやや薄いと言われることも(有斐閣憲法Uでよく補われます)。
 分量が少なく分かりやすいので初心者に向いていると言われます。逆に、行間を読まなければ理解できないとして初心者には向かないという意見も。
 これと過去問だけで択一は19点だ!という講座が昔ありました。
 最近、高橋先生が補訂をしたようです。
 この本は私が一番使っています。

「憲法判例を読む」芦部信喜 岩波セミナーブックス

  口語調なので軽く読めてとてもおもしろいです。違憲審査基準がとても分かりやすいです。

「憲法 TU」野中・中村・高橋・高見 有斐閣

 分厚く大抵のことは載っています。芦部先生の憲法と併用すれば穴はないと思われます。
 統治(U)芦部 の穴を埋めると好評です。しかし、人権に関しては分量の割に情報量がそれほど変わらないので、 芦部先生の偉大さが身にしみてよく分かります。

「憲法」戸波江二 ぎょうせい

 読んだことはないです。最近、 芦部先生がお亡くなりになられポスト芦部の座を期待されているようです(受験生に)。 現試験委員でもあることから人気上昇中です。
 統治も情報量が十分でコンパクトという特徴があります。ただ、芦部先生 の本よりはコンパクトではないですし、 有斐閣憲法 よりも詳細というわけではありません。 芦部有斐閣の折衷本と言えそうです。
 なお、今のところ重版未定らしいです。その代わりといっては何ですが、やさしい憲法入門 という本を出しています。

「判例百選 憲法TU」芦部・高橋・長谷部編 有斐閣

 憲法では判例必須です。百選レベルの判例は理解かつ暗記が必要。重判もできれば。解説は読解力を鍛える訓練として読むとよいです。他科目は省略しますが、百選は全科目持っておくとよいです。百選に書いてあることは全て試験範囲であると考えて間違いないです。

「憲法の争点」高橋・大石編 有斐閣

 辞書的に役立ちます。もっと詳しく知りたいなと思ったらこれを読むといいです。 争点に付き 有斐閣憲法より詳しいです。
 たぶん試験に出ない程詳しいです。但し、学者の間では「主要な」争点をほぼ網羅しているという認識があるようです。 解説まで完璧に押さえる必要はありませんが、この目次を見て何のことだかさっぱり分からないという事態だけは避けたいです。

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2、民法

 苦手です。ただ、論文はギリギリ25点を連発です。高い点を取ったことはないですが低い点も取ったことはないです。苦手な割には守れています。よく分からない科目です。

「民法T〜W」内田貴 東京大学出版会

 一番使われている基本書です。最近、 家族法 まで揃いました。
 T総則・物権総論U債権各論V債権総論・担保物権W家族法と出ています。  プロブレムメソッド的な本です。但し、断片的で体系性にやや欠けます。
とても分かりやすいのですが、特殊な説が多いです。最初に読むと誤解するおそれが高いです。 ただ、分かりやすいので初学者でも無理なく読めます。 これって結構問題なような。 択一はちょっと足りなさそうです。

「民法1〜3」我妻・有泉・遠藤 一粒社

 ダットサンとして親しまれてきた必要にしてコンパクトな名著。民法の解釈原理を学ぶには大変有益です。 体系的な理解を得るには最高でしょう。
 ただ、出版社が倒産してしまいました。今後どこかの出版社が版権買い取らないのか動向に注目です。
 私が一番使っている本です。

「民法総則(第四版)」四宮和夫 弘文堂

 詳しいです。辞書として持っておくとよいです。改訂されたそうですがよく分かりません。

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3、刑法

 行為無価値ベースです。択一刑法得意です。民法勉強しろよ!です。

「刑法(総論各論)」前田雅英 東京大学出版会

 結果無価値ベース。これと大谷先生の基本書が使用率を二分しています。持っています、一応持っています。その程度しか使ってないですけど。
 学説が詳しいです。辞書として使うとよいです。
 最近、試験委員を辞められたので急速に没落しそうな雰囲気です。ただ、辞書としての価値はまだまだでしょう。

「刑法( 総論各論)」大谷實 成分堂

 行為無価値ベース・・だそうです。元試験委員で人気があります。持ってないですけど。今後主流になりそうです。

「刑法(総論各論)斉藤信治 有斐閣

 行為無価値ベースです。現試験委員です。巻末に練習問題が付いています。
 何でこの本使っている人少ないんだろう?分かりやすくとてもいい本です。個人的にはかなりおすすめ。

「刑法入門」大塚仁 有斐閣

 行為無価値ベースです。元試験委員です。
 コンパクトに判例通説、というか実務を解説するため書かれた本です。
 分かりやすさNO.1だと思います。あまりの分かりやすさに感動します。初学者必読です。
 ただ、このまま感動して概説に進むとがっかりします。
 悪いとは言いませんが、同じ人が書かれたとはちょっと思えないです。
 大御所の先生が本気で分かりやすい本を書こうとしたら、こんなにも分かりやすい本ができたということでしょうか。
 学者の本は分かりやすさをあまり念頭に置いていないという言葉はこの落差からきたのかも知れません(現在は分かりやすい学者本が多く出ています)。
 この本、実は一番使っています。コンパクトなのでさらっと確認するのにいいですし、 体系確認にも使えます。最初に読めて後々も使える、芦部憲法みたいです。

「刑法の争点」西田・山口編 有斐閣

 辞書的に持っておくとよい詳しい本です。ここまでは要求されないだろうとは思います。
 ただ、何故かかなり使い込んであります。深みにはまりすぎているのか、この本のレベルが試験に要求されているのか謎ですが・・恐ろしいことです。
 大塚先生の刑法入門と併用すれば無敵!と個人的には感じます。

「刑法総論の思考方法」大塚裕史 早稲田経営出版

 大塚仁先生に名前が酷似しています。それが第一印象です。
 予備校が出版していますが、書いているのは学者です。
 とても分かりやすいと薦められて購入しました。まだちょっとしか読んでいませんが、本当に分かりやすいです。
 基本書解説本ということらしいです。全くその通りだと思います。基本書のサブとしては最適です。
 講義調で書かれています。
 各論早く出して!

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4、商法

 苦手です。改正多すぎ!

「リーガルマインド会社法」弥永真生 有斐閣

 分かりやすいです。人気があります。会社法の視点のようなものが学べます。

「会社法」神田秀樹 弘文堂

 コンパクトです。コンパクトすぎ!という噂もあります。ポスト鈴木でしょうか。平成14年改正に対応!

「手形小切手法」 大塚・林・福瀧 有斐閣Sシリーズ

 コンパクトかつ分かりやすいです。 リーガルマインドの手形小切手はわかりづらく混乱します。図表はいいのですが。

「総則・商行為」 落合・大塚・山下 有斐閣Sシリーズ

 必要にして十分でしょう。

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5、民事訴訟法

 苦手だと思っています。難しいですし。嫌いです。だけど、答練の点は高いです。みんな出来ないのかな。

「民事訴訟法」上原・池田・山本 有斐閣Sシリーズ

 コンパクトかつ分かりやすいです。
 一番使っています。答練ではこのレベルで十分みたいです。典型でひねりのない問題ばっかりだし。本試験に対応したいです。

「民事訴訟法」伊藤眞  有斐閣

 大学双書買おうと思ったら、間違いました。まだ開けてないです。

「プロブレムメソッド民事訴訟法」小林秀之 判例タイムズ社

 面白いです。アメリカロースクールの授業を参考にしているらしいです。これ一冊で司法試験の論点は網羅していると小林先生はお考えのようです。

「新民事訴訟法がわかる」小林秀之 日本評論社

 結構使っています。面白いし、分かりやすいです。
 これだけでも司法試験の論文が解ける!というコンセプトらしいです。巻末に実際にどのように論文過去問を解くかが書いていあります。視点が素晴らしいです。
初学者用らしいです。ただ、旧訴との比較で書かれているので本当に初学者用なのか疑問ですが。
 二つの本をよく読んでいますね。知らない内に結構勉強しているのかも。

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6、刑事訴訟法

 可もなく不可もなく。両訴訟法はできる方かも知れないです。苦手科目と得意科目のムラが激しいかもです。

「刑事訴訟法」田口守一 弘文堂

 コンパクトです。元試験委員

「刑事訴訟法」上口・後藤・安富・渡辺 有斐閣Sシリーズ

 コンパクトかつ分かりやすいです。ただ、学説解説に終始しているような気がします。Sシリーズはどれもおすすめですが。

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7、予備校本(入門、テキスト、過去問、問題集)

「伊藤真の○○法入門」伊藤真 日本評論社

 最初に一読するにはお薦めです。6科目あります。入門の入門。分かりやすいです。 講義調。何度も読む本ではないです。個人的には 憲法を読めば十分だと思います。

「試験対策講座(しけたい)」伊藤真 弘文堂

 講義調で分かりやすいそうです。ただ、入門、択一、論文と闘うには量が足りないそうです。 伊藤塾の入門講座はこれで代替可能だそうです。

「デバイス」Wセミナ− 早稲田経営出版

 元祖箇条書きテキスト!という感じがしますが、どうでしょう。講義を聴かないと無用の長物といった感じです。

「C−Book」LEC LEC

 とにかく安いです。しけたいデバの折衷テキストといった感じです。 分かりやすさと箇条書きを両方やろうとしたという感じです。 民訴いい出来です。
会社法が14年改正に対応しています。
 巻末の論証カードを主に使っています。でも、巻末のカード、日本語変ですね・・。キーワードだけ確認しましょう。
 論証カードは記憶喚起用です。暗記素材として使ってはいけません。

「完全整理択一六法」LEC LEC

 よく使っています。二色刷で見やすくよいです。民法が一番お勧めなのは言うまでもないですね。

「短答過去問詳解」辰已 辰已法律研究所

 択一過去問はここが一番解説がよいです。その名の通り詳細に解説してあります。初めはここから。

「短答過去問」TAC TAC

 今までの択一過去問が全部載っているのはこれだけです。資料用に・・?これで短答民法を網羅する勉強法がはやっています。

「択一問題集」W 早稲田セミナーです

 通称電話帳。択一新問集。電話帳のように分厚いことからネーミングされた。ただ、新しいのはコンパクトになったらしい。
 年度落ちの安売りで買って刑法と憲民の苦手分野だけやるのがポピュラー。

「論文過去問集」W 早稲田セミナーです

 年度落ちでそろえるのが通。どの論文過去問集も参考答案の出来が悪いので、とりあえず網羅していて毎年改訂しているWセミナーのものを仕方なく使っているのが現状。消極的に薦められることが多い。

「LIVE本試験過去問集」辰已法律研究所

 過去問講義を書籍化したもの。教授バージョンと専任講師バージョンがある。
 全問あるわけではないが、分かりやすい解説がウリ。この解説A級の答案も載っていて全問あり毎年改訂される本があったら最高なんだけどな・・。

「合格答案再現集」辰已法律研究所

 平成1年から10年までのA評価を得た答案を収録してある。各科目20問。解説無し。各科目60通のA答案といいつつ実は2通しかない問題が時々あり60通なかったりもする(下三法)。改正するとA答案の意味が半減するので商法と民訴はあまり役に立たない。
 よく使っています。こんなんで本当に大丈夫なのかと不安に思いますが、これが本試験ですから従うべきです。

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